今日は花火大会ですね!

3歳の娘は浴衣が着れると大喜びして、はしゃぎ過ぎて今お昼寝してしまいました、、

7か月の息子は先日、喘息予備軍と言われて吸入をして良くなってきたので、今日おばあちゃんに買って貰った甚平を来て初めて夜のお出かけです!

今、奇跡的に2人とも寝ていて、ブログを書くチャンス到来!ということで慌てて書いております!

 

 

先日娘の口から、「面倒くさい、」という言葉を初めて聞きました!

私、あまり面倒くさいなんて口にしないのだけど‥一体どうしたのでしょう‥

 

それを聞いて思い出しました、、

私が学生の頃、ただ音を出している時期がありました。

感情を込めるなんて、背中をちょっと前に倒すんだ‥みたいな、、笑

手を鍵盤からフワリと上げるなんてこっぱずかしくて全然出来ませんでした、、

大人になったら自然に出来る事なのかなぁ~と漠然と憧れは抱いていました。

でも、難しい曲を練習していくうちに、意味の無い音なんて無いんだ、という事を学ぶのですね。

1音1音、次の音に向かって音を出さなければならないのですね。

その時に先生に言われました。

「面倒くさい作業だけど、ただ音を出すだけでは意味の無い音になってしまうよ!この音はどこに向かって弾くのか、目的があるんだよ!それを細かく出来れば自分も集中して良い音が鳴って楽しくなるし、自分が楽しくなれば、聞いている人にも意味のある音に聞こえるんだよ!」

と教わりました。途端に、やることが増えてそれに集中すると、緊張もしなくなりました!

弾く前は緊張しますが、この音を出す為に集中するので全然緊張しなくなるんです!

 

 

全然関係ありませんが、出産の時もソフロロジーというお産の仕方を行っている病院でお産をしたので、出産時はとても痛いですが、呼吸法に集中していて、やることがあったので少し気が紛れて救われた部分があったので、ピアノと一緒だなぁ、なんて思っていました!

 

 

なので娘が言った面倒くさいで思い出しましたが、面倒な作業程、出来た時の出来映えは良い物になる。自分が良いなと思う演奏は他人が聞いても良い演奏になっているはず!ということです!

コンクールや演奏会は自己満足ではなく、どの人が聞いても良い演奏と思って貰えるように目指すのだと思いますが、演奏する上で大切なのは、音に意味があるのか?という事ではないかと思います。

それだけ真剣に1つの音をどう力を入れて弾くのかを考えるということは、必ず良い演奏になると思います!

 

この夏休み、面倒ですが、1つの音をどう弾くのか考えて演奏してみるのも良いのではないでしょうか?

こだわりを持ってみることも良いものですよ!