各種コンクールが始まっていますね!

良い結果が出て次に向かって練習中の方、

思うように発揮出来ずに涙を流してしまった方、色々な夏をお過ごしかと思います。

 

今振り返るとこの時期は、私も学生時代にコンクールを通して色々な事を学びました。

良い結果が出ることもあれば、いつも良いとは限らず悔しい思いをしたこともありました。

でも、良いことも悲しい結果も全て今の自分に活きているな、という思いです。逆に良いことばかりでなくて良かったなと思う事の方が大きいかもしれません、、

 

 

人前で演奏するという事はとても緊張しますし、出来れば早く終わってほしい、出来る事ならそんな経験もしたくない、という生徒さんもいるでしょう。

私の生徒さんにも発表会は出たくない。緊張して間違いたくないから、、としっかり自分の気持ちを伝えてくれる生徒さんもいました。

その時は無理強いはしませんでしたが、私の本心としては、失敗しても良いからやってみてほしい!というのが本心ではあります。勿論、失敗しないように指導するのですが、経験する前から諦めないでやってみようよ!という思いです。

 

私自身もコンクールで緊張して、練習の時と本番の演奏が違い、悲しい思いもしましたので出来る事なら避けたいという生徒さんの気持ちは痛いほど分かります、、

ですが、その結果を見てどう思ってまた次を頑張ってみたいのか、そのあとの事は自分次第だという事だと思うのです。

結果は後からついて来ます!

何でも直ぐに上手く行く事ばかりではないですが、そこを諦めずに、どこが良くなかったのか先生に聞いてみよう!とか、もう少し上手くなりたいから練習の仕方を考えてみよう!という意気込みと探求心、ガッツを持って心配事を克服していけば良いのではないかなと思うのです!

 

勿論、指導する側も曲に入り込めるように考えてあげたり、私は大きな会場で自分が演奏しているところをイメージトレーニングをしてもらって実際の緊張感を促して練習してもらったり、一発練習といって、ご飯の後に1度弾いて貰ったり、色々な練習をして訓練をして人前での演奏に向かって貰うようにしています。

 

緊張感のある中でお家での練習と同じように弾くという事はとても難しい事だと思います。でも初めは上手く出来なかったけど練習の末に本番でも集中して弾くことができたとしたら、それは生徒さん自身の自信に繋がると思います。

そして色々な練習方法をして研究する事が、勉強においても、自分にはどうしたら覚え易いのだろう?と考えたり、思考においてのヒントに繋がるのではないかなと思ったりするのです。

 

とても面倒な作業ですが、後々歳を取ってもあの時の経験が役に立っているなと感じます。

苦い経験をした時に、恩師が「ピアノでそんな悲しい思いをしてはいけない。楽しい思いに変えなくてはいけない」と、とても情熱的なレッスンをして頂いて、私も曲にのめり込んで弾く事が出来るようになり、そこからピアノが好きになっていった経験があります。

今でも、恩師にはとても感謝の思いで一杯ですが、今度は私も恩師に見習って、生徒さんの緊張をほぐし、ピアノで楽しい思いをして貰えるように頑張っていきたいなという思いでおります!

緊張で思うように弾けないという方、遠慮なくご相談くださいね!色々な特訓を致しましょう🎵 笑